カヌーの旅の後、駅に行って明日の列車の切符を買いました。ララスがちゃんとファーストクラスを買ったと言っていました。海辺のバンガローに帰って、のんびりしました。そして次の朝マヌカラからフィアナランツアへの列車の旅・7時15分に出発しました。何かランチは用意しなくていいのと聞くと、色々なものを売りにくるから準備しなくてもいいと言われたので、ファーストクラスだから車内販売があるのだろうと思っていました。駅に行くと昨日はだれもいなかった駅にすごい人だかりです。

そして人をかきわけホームに行き、ファーストクラスに乗り込みました。

なんと車両は2等も同じ、とても四人が座れるスペースではありません。それでも乗っているのはウエスタンだけ。彼らは長い足をもてあましながらなんとか座っています。この席で長旅はちょっと無理という感じですが、仕方がありません。ナゲッシュは最初から出口のところに立っています。失望とちっよとわくわくしながらの長い旅が始まりました。ガイドブックによると5時間とか7時間とか書いてあります。でも結局着いたのは19時。永遠に思える列車の旅でした。列車は一駅一駅止まり、止まった駅には大勢の人が集まります。一日置きに列車が通るこの時だけがきっと現金収入の入る機会なのでしょう。大勢の人が物をうりに来ます。

そして列車に乗り込んできて何かをねだる子供達もいます。子供達のいろいろな表情が見れます。

小さい子をおんぶしている子や

、
遊んでいる子がいます。

みんな責任をもって小さい子の面倒を診ているように見えます。

若いお母さんもいます。

最初は面白かったのですが、30分くらい走って20分くらい止まります。
どの駅に大勢の人が集まってきています。

そのたびに物を売りにくるのです。
生きた鶏を抱えて売っている子供もいます。
雨が降ってきてもみんな列車を見ています。



葉っぱのかさです。

おなかがすいたので買ったパンケーキはとてもまずく、次の駅に乗ってきた子供にあげようかと言うといらないと断られました。どの駅にもたくさんの人がいます。


だんだん疲れてくると物を買うのも嫌になってきます。あげるものも何も無くなってくると子供たちも悲しそうです。

12時間の間バナナだけしか食べられない、永遠にも思えるつらい旅でした。でもこの旅があって、マダガスカルの人達の生活に触れた気がしました。
posted by アキコ at 08:45| 東京 ☀|
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