2005年10月22日

歴史の授業 と解剖生理学 筋肉

二時間半で一コマの授業でアロマテラピーの歴史の授業をするのは至難の技である。結局は検定の教科書をキチンと読んで下さい。ということになる。そして私は、世界史の流れをスパイスや、香料と絡めて話すことになる。そしていつも思うのは、西洋文化、キリスト教徒の他民族への一方的な倫理の押しつけだ。民族闘争がいつまでたっても終わらないこと。自分の利益のために、他民族を虐殺していくこと。どうしてこんなことがいつまでも続くのだろうかということ。歴史は単純な誰かの利益によって民衆の平和が壊されて行くことの繰り返しだ。私の授業は結構偏見に満ちているかもかもしれないが、やっぱり、どうしてこういった歴史の事実がおこったのか。なぜだろうという観点で見て行くことをしたいと思っている。小学校、中学校、高校で習う歴史は事実の羅列と暗記が主であったような気がする。どうして、なぜという観点から見て行くことが少なかった気がする。もちろんいろいろな要素が多くあって、教師一人の意見でなぜかということを追求すると、偏った歴史の見方になるかもしれないが、それでも、なぜという観点で世の中を見るということを教えなくてはいけないのではないかと思う。
私の授業で、世界史をもう一度見てみようと思ってくれる人がいれば嬉しいと思う。

筋肉を勉強するのも実は同じで、筋肉の名前だけ覚えてもしようがない。起始、と停止をきちんと見て行けば、体は実はこういう風に動くはずなのに、動かないのは、ここの部分の筋肉が縮こまっているからだ。ここの緊張を取ればいいということが分かってくる。間接の動き、筋肉との関係、そして筋肉疲労の原因を見ていけば、トリートメントの意味も分かりやすくなる。でもいかんせん時間が短い。もっとゆっくり、時間をかけて教えたいといつも欲求不満になる。せめて授業で、なぜだろうということを追求していくのはとても楽しい。ということだけでもわかってもらえたらなあ、と思う。
posted by アキコ at 19:52| 東京 🌁| Comment(5) | TrackBack(0) | 授業の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先生またお邪魔しました。
民族闘争・・なぜ?繰り返される、終わりがない・・観点を変えてみれば、見えるものがあるのかもしれませんね。どうしてだろうとは思いつつ、なぜと掘り下げるところまでは・・・歴史もう一度ひも解いてみようと思います

アロマテラピーの学校での授業を思い出しています・・・授業を受けていたときには、なぜ?を少しは意識していたはずが・・今は・・・
もう一度、なぜ?と、体と向き合って考えて見ます、ここがこうだから・・ここがこうなる・・
気持ちを新たにできたことに、改めて感謝です
有難うございます
Posted by みーこ at 2005年10月22日 23:05
毎回先生の授業は、あっ!という間に終わってしまう気がします。本当に興味深いし、なんていったって、たくさんの症例の話は勉強になります。
「でも、試験には出ないけどね。。」のオチも好きです(笑)

話は変わりますが、今、世間では「ひまし油」
ブームっぽいです。ケーシー療法の記事を最近よく見かけます。本当に少しずつですけど、みんなの意識が変わり始めてるんだな〜と思いました。 
Posted by tucchie at 2005年10月23日 01:28
初めてコメントさせていただきます。
2001年度セラピストクラス卒業生です。

最近、このブログを知り、毎日楽しく拝見させていただいています。とても、勉強になることばかり。

善と悪、心と体、キリスト教って2元性でしか物を見ないな〜と私もよく思います。
そして、その長い歴史がこんにちまで続いている。

全てはつながっていて、分けることなんて出来ないのに・・・

先生の授業大好きでした。また、生徒に戻りたい・・
でも、来月の北海道地区の集いとても楽しみにしています。
Posted by じょうにし けいこ at 2005年10月23日 08:41
こんにちは。先日、この歴史の授業を見学させていただいた者です。授業、大変!楽しかったです。楽しすぎました。今までに九州で二ヶ所スクールに通い、基礎の授業は受けましたが、こんなに楽しく為になる授業は初めてでした。良い機会に恵まれました。ありがとうございました。授業がおわってからの三雲さんの説明も大変丁寧かつ、おもしろすぎ!(笑)でした。
これからもお仕事頑張ってください。
ブログちょこちょこと拝見しに伺いますね♪
Posted by 有田早織 at 2005年10月25日 16:30
広報担当の三雲です。この場を借りて。。。
有田さま。先日は鹿児島からお越しいただいてありがとうございます。
もしご入学していただいたら、ここ数年では国内では最南端記録ですね!昨年の夏期講座では上海と香港から(!)、お越しいただきました。
宮川先生によると、昔は台湾から週1回通学(!)されていた方もいらっしゃったそうです。

宮川先生の歴史の授業ということで。。。例によって試験勉強のための授業ではなかったと思います(笑)。
日本の八百万(やおよろず)の発想も良いですね。絶対ではなく、色々な価値感を認めていこうというもので。
「感受性の違いを認めていこう」アロマテラピーの精神にも通じるものがあるなあと。
では、また機会がありましたら。よろしくお願いします。
Posted by 三雲 at 2005年10月26日 21:44
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